千葉県成田市ピアノリトミック教室◇◇かとあき先生の講座受講記◇◇先生だって猛勉強?♩♪♬♫?♪♫♪♩?

「教える、運営する、演奏する、自分や生徒や家族の人生を豊かにする」 ピアノ講師は止まっていないのです♬ 日々の学びで得たものを書いていきます

やっと石嶺先生に直接お礼が言えました

4年前の震災直後、

原涼子先生の楽々子育て応援プロジェクトin成田を仲間と開催、

311の約1か月後、4月24日、

成田も被災地であり、

一緒に立ち上げた仲間の地域は揺れが治まらない状態で

実施をどうするか、という中での準備だった。

 

記念すべき第一回3月13日、

会場である雑司ヶ谷被災してしまい延期、

自分たちが初回を行うことになる。

 

交通網は大丈夫か、

原発は今後どうなるのか、

開催して人は集まるのか、

コンサートの合間に余震が来たらどうなるのか・・・

 

そして、

私の中では、その時もっとも大切なこと、

「この混乱の中で開催する意義」に揺れた。

 

 

樹原先生、スポンサーの企業(エリア新聞社様、なごみの米屋様、小林堂様)

スタッフ、全員に現状出来うるリサーチ結果を全て伝え、

開催した場合のお話をしたと思う。

その時に全員が口をそろえて、しかもとても穏やかに守ってくれるように

「主催者さんがやると決めたら、それで動きますから」

と言ってくださった。

 

 

揺れること、これから、に対する不安は誰しも同じ。

 

 

東北の人たちはもっともっと苦しんでいる。

助けを求めている。。。。

このコンサートの本来の意義のほかに、

震災に対して何かアクションを起こさずに開催するのか

コンサートとマッチングさせられる

私達オリジナルの支援の形はあるのか、無いのか、

 

迷って迷って、樹原先生には通信でこう訴えた覚えがある。

「・・・・たとえ、付け焼刃の募金を行ったとしても、

 楽プロとして次の開催地にバトンを渡す中で

 継続的に支援が出来ずしてどうなるのか、

 何かを立ち上げてすべきなのか、悩んでいる」

たぶん、こんな内容で。

私としては、自分のような一般の平凡な一人の力ではなく

樹原先生という存在に頼って、気持ちを何とか形にしたかったのだと思う。

 

先生のお返事は

「付け焼刃かどうか、ではなく、

 本当に支援をしたい気持ちがあるかどうか、ではないでしょうか。

 私と小原さんは5月に震災支援チャリティーコンサートを

 行うことを決めました。」

こんな感じだったと思う。

 

 

地球でいちばん硬いものが心に当たった気がした。

 

 

やるべきだと思ったことは、思った人間が起こす。

規模じゃない、量でもない、想いなんだ、と。

想いがあれば続いていくんだ、と。

樹原先生は、すごい。いつも思う。生きる覚悟が違う。

 

 

当時の自分には、そんな気持ちの余裕は無かった。

いろいろ案は出し合ったものの

どれも形に出来そうになく、

どんどん日々過ぎていく。

 

 

そんな時に、

「楽譜支援活動 希望」の存在を知った。

関東では益子祥子先生がステーションになってくださった

希望 の活動。

 

石嶺先生が声を挙げてくださったこの活動に

超凡人の私は正直すがっていたんじゃないかな。

 

すぐに石嶺先生にお電話をして、

先生の活動のページを印刷させていただき、

パンフレットに挟んで配りたい、と申し出た。

 

明るく、元気で、かわいらしいお声の先生。

私も元気になって、笑って思い切り喋って、救われた。

 

 

        音楽活動は楽しむことだけではない、

        日頃本当に大切にしている

       「レッスンが育んで来た生きることを支える力」

       「音楽が人に与える本当の力」

       「生徒、講師、家族を共通して支えるもの」

        を応援していこう

        希望を捨てないで生き抜いて欲しい

        楽譜・楽器は生きる希望

        こんな時こそピアノ講師がつながって

        心の支援をしていきたい

 

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開催当日

パンフレットに

支援呼びかけのプリントを挟むことが

その日の精一杯の震災支援活動だった

 

 

本日2015.4.27

表参道にて

石嶺先生の8回連続セミナーの第1回目を受講した。

 

4年前のコンサートのお手伝いで初めてお会いした加瀬先生も

偶然だけれど申し込まれていて、成田からご一緒出来た。

 

私にとって

4年越しで

やっと石嶺先生に直接お礼のご挨拶出来る日となった。

 

「仙台へは元気を届けに行ってますよー!」

 

って、まなざしが真っ直ぐ!気持ちがすーっとほどける感じがした。

 

 

帰宅してから、

不思議なことに

日頃忘れ去っていた

あの時の混沌としてしまった情けない自分が想い出されたけれど

あの時駆けつけてくださった全ての方に包まれるように温かい気持ちで

こうやってパソコンの前に向かいたくなった。

 

 

ようやく今日

「懐かしく」なって

保管資料を開けた。

 

 

関東各地から

コンサートを応援しにかけつけてくれた方々

2011.4.24成田国際文化会館にて

みんな不安だったと思うのに

盛り上がって笑顔で集合してくれました

(益子先生と有里ちゃんは1番乗りだった!)

でもね~この後の避難経路の説明がやたら怖かったんだよ~

立て看板は、

ご一緒に立ち上げた銚子市の宮内先生の妹さん手書き!!本当に手書き

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チラシ

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当日プログラムと

スタッフ用の手作りバッチ

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そして、

今年も3月に行われ継続されている

震災応援チャリティーコンサート第1回目のチラシ

(今年は行けなかった・・・)

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ネパールで大地震が起こり、

支援が必要になっています。

 

何らかの形で

少しでも気持ちを届けられたらと思っています。